【サルサのスタイルの違い】勉強法は外国語と同じ!語彙力を増やして実践するのみ!

私はスペイン語を話します。

 

スペイン語を勉強し始めて、かれこれもう15年が経ちました。

 

語学は使わなければ忘れていきますが、幸いにも私は常にスペイン語を使う環境にいるため、忘れることはありません。

 

これまでに相当な語彙力を身に付け、実際に使うことでスペイン語力をどんどん伸ばしてきました。

 

サルサを勉強する上でも、同じことが言えると私は思っています。

 

というもの、私はサルサは言語だと思っているからです。

 

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なぜなら私達はペアで踊る時、サルサという言語を通じて相手と会話をしています。

 

一言も口から発することがなくても、サルサという言語を通して3~4分の1曲の間にお互いに会話をすることができるのです。

 

相手がどこの国の人か、何語を話すのか、何一つ知らなくったって1曲一緒に踊ることができますよね。

 

それはサルサという共通の言語が存在しているからです。

 

言語という大きなくくりの中に、日本語や英語、スペイン語やフランス語などといった異なる言語が存在していますね。

 

それと同じく、サルサというくくりの中にキューバンスタイルやLAスタイル、NYスタイルなどといった異なる言語(スタイル)が存在しています。

 

日本語しか話せない人と、スペイン語しか話せない人が会話ができますか?

 

答えはNOでしょう。

 

それと同じく、NYスタイルしか踊れない男性とキューバンスタイルしか踊れない女性が1曲一緒に踊れると思いますか?

 

踊れません。

 

どんなに男性のリードがうまかったとしても、キューバンスタイルしか踊れない女性はOn2でリズムを取ることができないし、第一、ライン上でまっすぐに踊ることができないのでリードについていけません。

 

過去の私が実際にそうだったのでとてもよくわかります。

 

そんな状態だとうまくコミュニケーションが取れないですよね。

 

日本語しか話せなかった人が、スペイン語も勉強して話せるようになれば、スペイン語しか話せない相手とでも会話ができるようになります。

 

それと同じく、キューバンスタイルしか踊れなかった女性が、NYスタイルも勉強して踊れるようになれば、NYスタイルしか踊れない男性とでも一緒に踊ることができるようになるのです。

 

このように、サルサのスタイルの違いは外国語の違いと同じなのです。

 

共通の言語がなければ、どれだけジェスチャーで頑張ったとしても理解し合えるのには限界があります。

 

言葉を一つも発することがなく、ペアの相手と1曲の間コミュニケーションをうまくとれるかどうか、それは自分と相手次第。

 

自分が伝えたいことがうまく伝わった時(リード)、相手が伝えようとしていることがわかってうまく答えられた時(フォロー)、そこで初めてきちんとした会話が成り立ちますよね。

 

うまく会話が成り立つのには、共通の言語があるからです。

 

日本語しか話せない人と、日本語、英語、スペイン語、フランス語と4ヶ国語話せる人とでは、コミュニケーションを取れる相手の数にもかなり差が出てきます。

 

それと同じく、キューバンスタイルしか踊れない人と、キューバン、LA、NY、カリスタイルと踊れる人とを比べると、一緒に踊れる相手の数に相当な差が出てきますよね。

 

外国語を勉強する時は、どんどん語彙力を身に付けて、とにかく実際に使ってみることが大事です。

 

サルサでも全くもって同様です。

 

とにかく異なる言語(スタイル)の語彙力(技、知識、ステップ等)を沢山身に付けて、実践する(ソーシャルの場で踊る)こと。

 

そうすれば踊れる相手がどんどん増えていきます。

 

相手によって踊り方を変えることだってできるようになります。

 

つまり、より多くの人とコミュニケーションが取れるようになるのです。

 

以前の私は、キューバンスタイル以外全く興味がありませんでした。

 

キューバンスタイルが一番かっこいいと思っていたし、他のスタイルの何がいいのか全くわからず、勉強する気すらありませんでした。

 

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当時の私は、ライン上のスタイルを踊る男性と踊ったって全くついていけなかったのです。

 

なんでまっすぐ動かないといけないのかわけがわからなかったし、ライン上のスタイル特有の技をかけられたってどう答えていいのか全くわからなかったのです。

 

そんなんだと踊っていても楽しくありません。

 

当たり前です。

 

2人の間に共通の言語がないのですから、ちゃんとコミュニケーションが取れるわけがありません。

 

そんな私が、いろんな人と踊れるようになるために全てのスタイルを勉強すると決心したのが今から4年前。

 

それから必死で勉強してきました。

 

まっすぐ歩くの、本当に苦労しました。全てとことん直されました。

 

でも、語彙力を増やして実践し続けてきた甲斐があり、踊れる相手の数が一気に増えました。

 

ミラノで開催されたWorld Salsa Meeting、そしてチューリッヒのSwitzerland Salsa Festivalの両方で、私は数えきれない世界中の人達とLAスタイル、NYスタイルを踊ってきました。

 

あのままキューバンしかやっていなかったら、彼らと踊れる日はいつまで経ってもこなかったでしょう。

 

苦労してまっすぐ踊る練習をし、ラインサルサ特有の技に対するフォローの仕方も覚え、目が回りながらもスピンの練習を繰り返し、多くの知識を習得したおかげで、LAスタイル、NYスタイルを踊る人達ともコミュニケーションが取れるようになりました。

 

踊れる相手が増えると本当に楽しい!

 

3分~4分という短い限られた時間の中で、いかにうまくコミュニケーションが取れるかどうか。

 

楽しかった!またこの人と踊りたい!

 

そう思ってもらえるようになるためには、とにかく語彙力を増やして実践するのみ。

 

そして気持ちよくコミュニケーションが取れなかった場合には、なぜうまくいかなかったのかを考えることも重要です。

 

人それぞれスタイルの好き嫌いはあって当然です。

 

でも、全てのスタイルを勉強すれば、踊れる相手が増えるだけでなく、それぞれのスタイルの良さ、特徴にも気づくことができます。

 

私がキューバンスタイルの特徴に気づいたのは他のスタイルを勉強し始めてからです。

 

それまではキューバンしか知らないので、比較するものがなく気づくはずもありません。

 

全スタイル勉強するというのは、決して簡単なことではありません。

 

でも、ほんの少しでも興味があるのであれば、今踊っているスタイルと異なるスタイルも勉強してみることをおすすめします。

 

そうすれば一気に世界が広がるし、自分の可能性もどんどん広がっていきます。

 

キューバンしか見えていなかった私が、NYスタイルに夢中になってしまう日々がくるなんて、当時の私は思いもしませんでした。

 

そんな風に、他のスタイルを勉強すればきっと新たな発見が出てくるはずです。

 

そしていずれスタイルの枠を超え、自分なりのスタイルを見つけ出すことも大切です。

 

ただそれができるようになるためには、それまでにしっかり勉強して多くの知識を身に付けていくことが必要不可欠。

 

サルサのスタイルの違いは外国語の違いと同じ。

 

とにかく語彙力を増やして実践して身に付けていきましょう!